山に登るということ。ポートフォリオです。


― 経営と税務に似ている理由 ―

先日、久しぶりに山へ登りました。

標高は決して高くありません。
それでも、登り始めれば息は上がり、足は重くなります。

登山道の入口では、誰もが余裕があります。
しかし中腹に差しかかる頃には、自分の体力と静かに向き合うことになります。

経営も、税務も、これとよく似ています。

最初は、誰もが楽観的。事業を始めたばかりの頃は、売上の未来に希望があります。
しかし実際には、利益は思ったほど残らない。
• 思いのほか固定費が重い
• 想定外の税金が発生する
• キャッシュフローが不安定になる

山も同じです。
地図で見ると簡単に思える道でも、実際に歩けば勾配は想像以上です。

ペースを守ること。登山で最も重要なのは、速さではありません。
“自分のペースを守ること”です。

飛ばしすぎれば、後半で必ず失速します。
経営も同様です。

利益が出始めたからといって急拡大する。
節税を優先しすぎて資金繰りが悪化する。

どちらもバランスを崩した結果です。

数字は、その「ペースメーカー」になります。

山頂にて山頂に着くと、視界が一気に開けます。

自分が歩いてきた道。これから進む尾根。遠くに見える次の山。

会計もまた、同じ役割を持っています。

現状を俯瞰すること。未来の選択肢を可視化すること。

それができれば、判断は冷静になります。

下山こそ慎重に登山で事故が多いのは、実は下山です。気が緩み、足元への注意が散漫になります。

経営も、順調なときほど慎重さが必要です。

利益が出ているからこそ、
資金管理を見直す。
税負担を予測する。
次の投資に備える。

山も経営も、「帰るまでが本番」です。

最後に山に登ると、自分の現在地がはっきりします。
体力も、集中力も、余裕も。

数字も同じです。
見たくない現実も、正確に映し出します。

しかしそれは、前に進むための地図です。

山道を一歩ずつ進むように、
事業も一歩ずつ積み上げる。

その道を、静かに支える存在でありたい。
それが、DSR税理士事務所の在り方です。


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